SkyPDF V4 Driverのご利用に際しては、以下の制限事項・注意事項にご注意ください。
対応アプリケーションの場合でも、レイアウトやファイルサイズなどの条件により、稀にPDFの精度が損なわれる場合があります。
Visioの場合で言えば、入力したBold(太字)、Italic(斜体)、ItalicBold(太字斜体)文字が、テキストではなくグラフィックと認識されてPDF変換される場合があります。また、標準字体でもグラフィックとして認識される場合(以下の例を参照)があります。
(例)Visioでは“MS Pゴシック”のフォントの標準字体の場合、印刷解像度300dpi以下では⽂字は全てグラフィックとして認識されます。また、印刷解像度600dpiではフォントサイズが86pt以上、1200dpiでは43pt以上、2400dpiでは22pt以上の文字は全てグラフィックとして認識されます。
Visioの場合、Visioの仕様により、印刷設定で⽤紙の向きを変更しても反映されません。
[空白ページを除去する]設定を有効にしている場合でも、PowerPointファイルの空白ページは除去されません。
[空白ページを除去する]設定を有効にしている場合でも、Wordファイルでは、改行文字が入っていない空白ページ([挿入]-[ページ区切り]で作成したもの)のみ除去されます。
Enterキーを押して作成した空白ページや、空白のページ作成([挿入]-[空白のページ])で作成された空白ページは改行文字が入るため、除去されません。
文書内リンクなどのオブジェクトが⼤量にあるものを元ドキュメントとした場合、[Web表示用に最適化する]に関する処理が終了しない場合があります。
PDF/Aとして出力したPDFは、元から埋め込まれているフォントに設定されているCIDSetに不備がある場合、Adobe Acrobatのプリフライトが一部正常に実施されない場合があります。
外字領域で文字が割り当てられていない文字コードが使われている時、PDF/A規格のPDF出力ができない場合があります。
アプリケーションや環境によって、適用される圧縮オプションの方式が異なる場合があります。
例えば、同じアプリケーションから同じTIFF画像をPDFに変換する場合でも、32ビットOSでは「モノクロ画像圧縮」の設定が有効になり、64ビットOSでは「カラー/グレースケール画像圧縮」が有効になることがあります。